DSブランドはパリ・ファッションウィークのオフィシャルパートナーであり、このコレクションを2021年3月1~9日に開催されるレディース・イベントの一環として発表できることは非常に光栄です。
DS Automobilesは過去数年にわたり、「フューチャー・クラフト」哲学を様々な形で取り入れてきました。例えば、3つのマイクロファイバー素材を編み込んだテクニカルファブリックは、多数の透明なロッドを組み込んでおり、DS エアロスポーツラウンジ内装のアンビエントライト、あるいは量産モデルで3Dプリントされるチタン製エレメントに用いられています。
4点のユニセックスなコレクションは、新進のハイファッションブランド EGONlab (昨年、パリ・ファッションウィークの 一環である「スフィア(SPHERE)」ショールームで特集)と、ロンドンを拠点とするリサーチ&デザインスタジオ Post Carbon Labとの提携によって制作されました。
この4点は、パリをイメージしたスローガンが記された、ボンバージャケット、トレンチコート、そして2枚のTシャツ。DS AutomobilesのためだけにEGONlabがデザインしたもので、大気中から二酸化炭素を吸収する、Post Carbon Labの光合成コーティング処理が施されています。
Post Carbon Labが生み出した光合成コーティングは、衣類の生地の上に生きた藻類の層を重ね、二酸化炭素を吸収して酸素を放出し、炭素をグルコースに変えます。これまでのところ、10週間に及ぶ染色とコーティングプロセスの中で、このカプセル・コレクションのアイテムは、1,452gのCO2を吸収しました。これは、一般的な樹齢6年の樫の木が約半年間で吸収する量と同レベルです。
DS Automobilesの開発の中心にあるのは、スタイルとイノベーションです。こうした取り組みは、私たちが年間を通じて行いアイデアを磨く、数多くのプロジェクトの一例に過ぎません。